ハンドメイド販売をしてみたいのだけれど、何を準備したらいい?
という疑問をお持ちの方に向けて、作品制作~販売~発送まで、一連の流れで必要なものをまとめました。
ハンドメイド作家としての活動経験に基づいて、実際に必要だと感じたものをご紹介します。
ハンドメイド販売に必須アイテム6選
販売する作品によって必要なものはそれぞれあると思いますが、どんな作品を売るにしても大体必要なものはこの6つ。
- 作品
- 梱包資材
- パソコン(スマホ)
- メールアドレス
- 銀行口座
- 販売のための機材
1.販売する作品を用意する
ハンドメイドを始めるためにまず必要なのは、自分の作品です。
ハンドメイド販売なんだからそれはわかってるんだよ~
って声が聞こえてきそうです。
待って。ブラウザバックは待って。
販売作品の制作にあたって、注意点がいくつかあります。
注意点1:売ってはダメなものがある
- 既製品を、自分のハンドメイド作品として売ってはいけない
- 版権を侵害するような作品であってはならない など
(例)アニメのキャラクターがプリントされた生地で作ったポーチ
趣味で作るのはOKでも、売ったらダメなものがあるということを頭に入れておきましょう。
注意点2:販売個数や納品期日などがある
インターネットで販売する場合
インターネット販売なら、1点出品すればそれで販売活動はスタートできます。
販売個数は自分のペースで自由に決められますし、納品期日もありません。
イベント販売や委託販売する場合
イベント販売や委託販売の場合は、いくつか注意事項があります。
イベント販売だったら、
- ブースにどれくらいの量を並べるのか
- 補充用の在庫はどれくらい用意するのか
これらを事前に計画を立てる必要があります。
委託販売についても、
- いつまでにお店に納品するのか
- 委託を受け付けてくれる作品点数は
など、委託先によって条件が様々あることでしょう。
販売ルートによって、条件やルールの違いがありますので、事前にしっかり確認をする必要があります。
2.作品を包む梱包資材を用意する
発送をするときに、緩衝材などの梱包資材が必要です。
- 発送するための封筒や段ボール
- 作品を入れるOPP袋
- プチプチなどの緩衝材
作品をそのまま封筒や段ボールに入れるのではなく、OPP袋などにいれて発送しましょう。
作品がご購入者様に無事に届けられるよう、中身をしっかり保護して発送することが大事です。
雨の日などで封筒や段ボールが濡れてしまっても、OPP袋に入っていれば中の作品が雨で汚れたりしません。
また、割れ物などは、配送中に割れたりしないよう緩衝材で包むことも大事です。
もちろん、ネット販売の発送だけでなく、イベント販売や委託販売でも、梱包資材は必要です。
作品をそのままお客様にお渡しするわけにはいかないですからね。
OPP袋にきちんと入れて、作品を『商品』として仕上げましょう。
3.パソコン(スマホ)を用意する
インターネットにつながる端末、できればパソコンを用意しましょう。
- 販売サイトに出品する
- ハンドメイド販売イベントを探す・参加申請する
- ショップカードの作成 等
といった場面で使います。
スマホじゃダメなの?
と思う方がいるかもしれませんが、スマホで大丈夫です。
手持ちにパソコンがなくても、スマートフォンで作業できます。
とはいえ、画面が大きい方が作業がしやすいので、どこかのタイミングでパソコンを用意するのをオススメします。
4.メールアドレス
販売サイトへのアカウント登録など、いろいろな場面でメールアドレスが必要です。
- 販売サイトへのアカウント登録
- お客様からの問い合わせ窓口用 等
プライベート用で使っているものでも問題はないのですが、他のメールに紛れて重要なメールを見逃してしまう恐れがあります。
できることなら、仕事とプライベートでは使うメールアドレスは分けたほうが管理がしやすいでしょう。
5.銀行口座
銀行口座は、
- 売れたハンドメイド作品の売上金を振り込んでもらうため
- 材料仕入などの支払い用
など、ハンドメイド販売に関するお金のやり取りのために必要です。
ハンドメイド販売専用の銀行口座を用意しておきましょう。
生活費と事業用のお金を分けておくことで、お金の流れをしっかり把握できるようにしておいたほうが管理がしやすく便利です。
6.販売機材
ネット販売:撮影機材が必要
作品をインターネットで販売するためには、作品の写真が必要です。
スマートフォンのカメラ機能でも十分ですが、それ以外にも
- 背景
- レフ板
- 三脚
などがあると、写真のクオリティが上がります。
インターネット販売では、写真を見てお客様がお買い物をします。
つまり、写真のクオリティが売上に大きな影響を与えるということです。
高性能なカメラが搭載されているスマートフォンや、一眼レフなども検討してみましょう。
イベント販売:什器・会計用品
什器
ハンドメイド販売のイベントに出店する場合は、自身の売り場(ブース)作りに必要な備品を用意しましょう。
- 作品を置くためのテーブル
- 作品を魅力的に見せるための陳列棚 等
会場で貸し出してくれる備品などもあるので、何が自分に必要か、しっかりと検討しましょう。
会計用品
対面での販売になりますので、お会計に必要な道具を用意しましょう。
- 釣り銭
- お金を入れておくコインケース
- 領収書
- 印鑑
- 電卓 等
お店のレジにあるものを想像してみるとわかりやすいかと思います。
お金をしまうケースや、領収書、ペンなど、細かいものまで挙げるとたくさんありますが、前もって必要なものをしっかりと準備しましょう。
委託販売:納品書・値札
委託先に販売をお願いするため、
- 何を、何個納品しましたと示す『納品書』
- 作品の値段を表示する『値札』
を用意する必要があります。
各委託先によって指定の書式や、記載のルールがある場合もありますので、事前に確認しておくようにしましょう。
まとめ
初めての販売は、わからないことだらけで不安でいっぱいになることと思います。
- どんな作品を売るか
- どの販売ルートで売るか
各作家さんによって、必要なものはそれぞれ違うと思いますが、最初に準備を整えておけば、あとで困って慌てるということも少しは減らせるんじゃないでしょうか?
備えあれば憂いなし!です。
作家デビューにあたって、ぜひ参考にしてみてください。
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